首都圏マンション、高値続く 平均6333万円―今年度上半期
2022年10月20日19時41分 JIJI comより抜粋
不動産経済研究所が20日発表した2022年度上半期(4~9月)の首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)新築マンション市場動向によると、期間中に発売された物件の平均価格は6333万円だった。前年同期に比べて5.5%下落したものの、資材価格や人件費の高騰により、前年度に次ぐ過去2番目の高値を記録した。物価上昇が続いており、同研究所は下半期も高値圏で推移するとみている。
マンション、31年ぶり最高値 土地・資材高騰―21年度首都圏
エリア別には、東京23区が、前年度に高額物件が多数売り出された反動で10.6%下落し、7768万円。一方、埼玉は、さいたま市中心部や川口市で高額物件が発売され、14.6%上昇の5640万円と大幅に伸びた。神奈川は6.6%、千葉は0.3%それぞれ上昇した。
供給戸数は4.2%減の1万2271戸。資材調達難などで開発業者が供給を絞った。